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九州火山紀行 霧島編

桜島の後、霧島の温泉宿に一泊して朝早めに発ちました。

霧島火山に向かって車を走らせていると、対向車線の真ん中になにやらバルーンぽいものが、、、、。

この写真は道路の端に移動させてから撮ったものです。 

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なんと!気象観測のラジオゾンデです。ラッキー 

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前日夕方に放球したものが夜間のうちに着地したようです。

落ちたのが片側車線の真ん中で、ちょうど車がまたぐ位置だったのでタイヤに踏まれなかったようです。ラッキー!

前からコレ欲しかったんですよね。幸先の良いスタートです。

 

さて高千穂河原に到着です。奥に鳥居が見えます。左手にビジターセンターもありますがまだ開館していません。

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この鳥居の先に霧島神社の古宮址(ふるみやあと)があります。ここから先は聖域ですね。

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霧島神宮は、元はこの場所にあったそうです。13世紀の噴火で被害を受けて麓の方に移転しましたが古宮阯として残っています。この場所では今でも年に1回、天孫降臨の儀式が行われているそうです。 

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周辺には散策路が整備されています。

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坂本龍馬も新婚旅行で登山したらしい高千穂峰の方角を望みます。しかし、ここから見えるのは手前の御鉢の火口縁です。鞍部の向こうに火口があります。雲が多くて残念です。

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高千穂河原を後にして、えびの高原へ向かい、えびのエコミュージアムセンター(いわゆるビジターセンター)駐車場に着きました。韓国岳(からくにだけ)への登山が出来るかなと思ったのですが、車での移動途中に雨が激しかったため断念しました。その後、雨も上がり韓国岳がなんとか見えました。韓国岳ももちろん火口ですが現在は活動していないようです。この周辺には噴火口がゴロゴロしています。

下の写真が韓国岳です。中央左の鞍部の尾根伝いが登山道になっているようです。あの尾根の向こうに火口があるのでしょう。行ってみたかった、、、

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 解説板を見ると火口だらけです。

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天候が不安定で韓国岳はあきらめましたが、せっかく来ましたのでビジターセンターから3つの火口湖をめぐる2時間弱のコースを回りました。白紫池(びゃくしいけ)、六観音御池(ろっかんのんみいけ)、不動池です。これも昔の火口ですから。

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まずは白紫池です。静かです。

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六観音御池です。写真では良く分かりませんが綺麗な青色でした。

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不動池です。見る角度によってとても綺麗な青色に見えます。

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コースの途中で、鹿に二回も会いました。結構生息密度が高いのかもしれません。

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車を止めたビジターセンターまで戻る道です。えびの高原は広々としていました。

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この後、北側のえびの市に降りて九州自動車道熊本県菊池市まで向かいました。

 

 

九州火山紀行 桜島編

9月の終わりに熊本でのMT観測(電磁気観測)に参加してきました。

せっかくの九州行きなので鹿児島空港から入り桜島火山、霧島火山を周り、熊本で観測に参加してから阿蘇火山を見てきました。

自分の製品(ELOG1K 1kHz電場観測装置)が九州の火山観測に使われているのに、その火山に行ったことがないというのはアレだなと思いまして。

 

まずは鹿児島空港から桜島に行きました。

桜島大隅半島とつながっているので、車でそのまま行くことが出来ます。しかし、ちょっと遠回りです。もともとはつながっていなかったのですが大正の大噴火で、大隅半島の間の海峡を溶岩が埋めてしまいつながったのです。

大隅半島から見た桜島

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桜島に入り有村溶岩展望所から桜島火山を望みます。

 

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右側の若草色の部分は大正と昭和に流れ出た溶岩の台地です。

有村には集落がありましたが大正の噴火で溶岩の下になってしまいました。

こうやって観光地的に風景を眺めるのは気持ちが良いですが、噴火により住む所を追われた人たちはどんな気持ちだったでしょうか。

 

さらに西側に進んでから山を登り、湯之平展望所から桜島を望みます

 

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左のピークが北岳、右が南岳です。現在活動をしているのは南岳です。活動のせいか南岳のほうが山体が黒っぽく見えます。噴煙が出ているのかどうかは、雲があるためはっきり分かりませんでした。

 

湯之平展望所からは360度の眺望が楽しめ、対岸の鹿児島市も望めます。

鹿児島市桜島を結ぶフェリーが中央に小さく見えています。 

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帰りはフェリーで鹿児島市に渡りました。24時間運行だそうで驚きました。

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フェリーから桜島に別れを告げます。山頂がまた雲に覆われてしまいました。

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桜島では火山の圧倒的なエネルギーを感じて「来てよかった!」と思いましたが、火山(自然)による恵みを受けながらも、噴火や土石流という災害にも向き合わなくてはならないということに少し考えさせられました。

 

この本、九州自動車道PAで売っていたので購入して、帰りの飛行機でずっと読んでしまいました。桜島の大正噴火について書かれています。噴火予知の難しさとその社会的影響について書かれていて現代でも変わらない問題です。

復刻 桜島噴火記 ―住民ハ理論ニ信頼セズ…―

復刻 桜島噴火記 ―住民ハ理論ニ信頼セズ…―

 

 

製品紹介 VLF電波観測装置

 現在HP更新作業中のため、製品カタログをupすることが出来ませんのでblog記事として書かせて頂きます。この製品はお客様と観測と同時に開発を進めており、現在も発展途上なので発注を受けたらすぐに納品というものではありませんが、こんな製品も作っていますという紹介です。

 簡単に言ってしまうと、100MHzサンプルの6CH 12bit ADです。観測対象はVLF帯の電波でセンサーとしてインダクションコイルを使います。現在はお客様の方で電場アンテナも試作されている所です。地震に先行して生じると想定されているパルス状の電磁波信号を捉えることが目的です。あくまで研究中ですので、この装置ですぐに地震予知が出来るわけではありません。

 AD変換したデータに内蔵のGPS時計の時刻を付与して、データ保存用のPCにファイル保存します。AD変換器の制御はFPGAで行い、FPGAに内蔵したARM CPUでLinuxが動いています。ARM Linux上でAD変換データの処理とデータ保存用PCへの転送(専用線LAN経由)を行なっています。

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焼岳集中観測に参加して来ました

先週、北アルプスの焼岳集中観測に1日だけ参加してきました。焼岳は上高地からも見える活火山です。

京都大学北海道大学の先生方、職員さん、学生さんと一緒に焼岳で観測機器の設置をしてきました。というよりは、ほぼ見学なんですが。自社の製品が使われている現場を体験して来ました。設置した製品は、先日blogでも紹介したこれです。

ntaka206.hatenablog.jp

MT法と言って、磁場変化と地面の電圧変化を調べることで焼岳内部の温度分布を調べます。

 

既に中の湯側からの登山道を半分くらい登った所です。これより前に、当社の測器ではないですが磁場と電場を計測する観測点の設置がありました。これから登る焼岳をバックにして撮影。

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高山植物も色々ありました。これは花のように見えますが中身が詰まっているので実のようです。

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ほぼ山頂近くの設置点まで登りました。同じ集中観測の別の観測機器を運ぶヘリコプターが何回も荷揚げをしていました。

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設置作業でメジャーを引っ張って電極を埋める位置を決めています。写っているのは、今回とてもお世話になった京都大学のY先生です。

 

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これが地面の電圧を測るための電極です。テスターのプローブと同じ働きをします。穴を掘って水で湿らせてから埋めます。ちなみに電極は当社の製品ではありません。

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我社の製品(ELOG1K 1KHz電場観測装置)です。

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GPSによる時刻合わせが終了して測定を始めました。一安心です。

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現場で頑張る我が製品と共に。

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設置を行なった観測点よりも上に来ました。この谷を登って来ました。

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ほぼ山頂付近からの眺め。穂高岳とカール、右下に上高地を望みます。左側には西穂高ロープウェイの駅も見えます。

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火口湖が見えました。

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ここから、3時間程度かけて登山口まで降りました。下りでは膝がやられるのでサポーターを装着してダブルポールで降りました。そのお陰か、翌日は一応歩ける状態でした。ちょっと階段がきつかったですが。

自社の観測機器が現場で使われている様を見ることが出来て大変有意義でした。京都大学のY先生、北海道大学のH先生、ありがとうございました。

 

データ転送装置(ELOG1K-NET)のご紹介

 台風のせいで出張がキャンセルになり時間が出来たので、製品の紹介をする時間がとれました。現在HP更新が出来ないので、こちらに製品のカタログ画像をupします。

 フィールドで使う観測装置(1KHz電場観測装置 ELOG1K)に追加して使うデータ転送装置(ELOG1K-NET)です。観測装置(ELOG1K)は火山などのフィールドで使う地電位差測定装置です。この装置は軽量・低消費電力の使えるやつなのですが、観測データを取りに行くには装置のところまで行く必要があります。火山など山の中に設置するものなので、携帯電話回線でデータを得る事が出来ればデータを準リアルタイムに得ることが出来て便利です。山に何度も登らなくてもいいですし。

データ転送装置の概要 

 本器内蔵のCPUボードはLinuxが動いています。データ転送には3G回線を使い、3Gモジュールの電源は必要なときだけONします。またシステム全体も必要なときのみ自動的にONになりますので非常に低消費電力のシステムです。通信用のSIMはOCNモバイルONEなので入手が用意です。

ここが特徴的(というか自慢)

 1KHz電場観測装置(ELOG1K)からデータを得る手段としてFlashAirを使っています。これにより本器とELOG1K間にケーブルを配線する必要がありません。またELOG1Kと本器の組み合わせを変える時も、ELOG1KのFlashAirを交換するだけで済みます。

SDカードにデータを記録する装置ならば、別の観測装置にも対応が出来ます。もちろん本器の内蔵ソフトの開発と変更が必要ですが。

 

 基本的に1ロット3台以上となっていますが、ご相談に応じます。この装置を応用した機器の開発も相談に応じます。フィールドでのデータ転送にお悩みの研究者の方、お問い合わせ下さい。

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Arduino Shield基板で使える足の長いピンソケットを見つけた

ArduinoでShield基板をスタックする時にピンソケットの足が短すぎて、スタックした上の基板に下側基板の部品があたってしまう問題があります。

足の長いピンソケットを使えば良いのですが、意外と入手が難しいのです。

過去にこんなエントリも書いています。

Arduinoのスタッキングした基板間隔を15mmにするには? - My life is programming

 

最近aitendo店舗に行った時に、それを解決する足の長いピンソケットを見つけました!

www.aitendo.com

残念ながら2016/7/15現在、8Pが品切れで6Pも残り僅かですが。

 

aitendoのピンソケット(左)と秋月のピンソケット(右)を並べてみました。

aitendoの方がピンが約4mm長いです。

 

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同じShield基板に足の長いものと短いものを実装して比較しました。

左がaitendoのピンソケットを実装した状態で、右が秋月のピンソケットです。

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aitendoピンソケットを付けたShiled基板をスタックしてみました。

下側の基板はSeeed StudioのStalker V3です。XBeeオンボードで付くのですが、秋月ピンソケットではShiledをスタックするとXBeeにぶつかってしまっていました。写真のようにaitendoのソケットピンをつけると十分余裕があります。

 

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これだけ足が長ければもう、上の基板が下の基板の部品にぶつかることはありません。

 

深海観測用小型ロガーを開発しました

深海観測で小型磁力計に取り付けて使用する、小型低消費電力のロガー基板を開発しました。

磁力計からのアナログ信号3CHを24bit AD変換して1HzサンプルでmicroSDに記録します。同時にオンボードの加速度計(10bit)3CHのデータも記録しますので、曳航体に取り付けた時などに姿勢を知る事が出来ます。

消費電流は、測定中の平均で約4.5mA@3.8Vとなっており長時間のバッテリー駆動を実現できます。

 

2015年の初めから開発を始めて、途中実海域での試験観測も成功し、つい先日各種改良を終えて開発が一区切りつきました。

各種カスタマイズにも対応いたしますのでお問い合わせ下さい。

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