坂村健教授の指摘3

しかし、電話でも「自由化」され利用者が電話機を買って勝手につないでよくなってからは、電話機の故障なら電話会社は責任を持たない。
インターネットはその「自由化」のもっとも進んだものだ。
だから、「インターネットの責任者を呼べ」と言っても、誰なのか分からない。
しかし、だからこそ会社や国の枠を超えられる。

完全さを保障しないベストエフォート型だからこそ、会社や国の枠を超えられると言っています。

ベストエフォート型は、一見無責任にも見えます。

特に過去の電電公社型のシステムに慣れている人にとっては、いら立ちを覚えるシステムでしょう。

でも、ベストエフォート型だからこそインターネットは爆発的に普及したのです。

これだけ安価で性能の高いシステムが実現されていることはすごいことだと思います。

しかし、技術や知識を持たない人には問題が起こった時に適切なサポートが受けづらいという問題もあります。

これをサポートするための「仕組み」が今求められているのではないでしょうか。