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FT245RL内蔵クロックを使う時の落とし穴

おなじみのUSB-パラレル変換ICであるFT245RLは、電源電圧3.3Vでも動作するICです。
しかし、落とし穴があります。
IC内蔵の動作クロック発振器を使うときは、電源電圧(VCC 20pin)が3.3Vでは動作しません。
仕様では、4.0V以上が必要です。
実際には、3.3Vでも一時的に動作してしまうようですが、条件によっては発振が止まるので不安定です。仕様だから当たり前ですね。
ですから、ホストCPUとのI/Oを3.3Vで使い、内蔵クロックを使うときは、
VCC(20pin)=4.0V以上 通常は5.0Vを使うでしょうね
VCCIO(4pin)=3.3V
が正しい使い方です。

外付け水晶を使うときは、VCC=3.3Vでも大丈夫です。しかし、普通は内蔵クロックを使いますよね。

この問題は、お客様からお預かりした計測器の修理をしている時に発見しました。この器械は、USBでPCにデータを出力するようになっていました。しかし、USBの動作が不安定でPC側の収録ソフトがエラーを起こして止まってしまう症状がありました。VCC=3.3Vにして内蔵クロックを使っていたために動いたり動かなかったりしたようです。

参照
FT245RLデータシートVer2.12 P.9 Note1