本との出会い 「都市を冷やすフラクタル日除け」

「アメダス補完計画」のリサーチのために本屋に行き、気象関係の本棚で偶然見つけた本です。

タイトルが面白そうなので思わず買ってしまいました。
普通に考えると日除けは完全に日光を遮ったほうが涼しくなりそうですが、フラクタル形状の日除けの方が木陰と同じで人は涼しさを感じるそうです。それに平面の場合よりも日除け自体の温度が下がるため、ヒートアイランド現象の緩和にも役立つそうです。
この日除けを実用化するまでのストーリーが興味深く面白く、著者の考えにも共感出来ました。

それに日除けの話だけではなく、ヒートアイランド現象の研究のために気象測器とロガーを手作りして京都市内に設置した話もあるではありませんか!そのような話を期待せずに買った本なのに、今自分にとっての関心テーマにドンピシャの話が書かれているとはオドロキ!

コラムや苦労話を読むと、著者である酒井敏先生はなかなか面白そうな方です。
以下は私が特に注目したところです。

  • 研究費が少ないことを言い訳にしない
  • 自分が汗をかく
  • お金よりも頭を使う
  • 成果を実用化する
  • センサーが手作りでもきちんと校正をする 研究者としては当たり前のことかもしれませんが。

ぜひ一度お会いして今開発中の「アメダス補完計画」に関するご意見を伺いたいっと思っています。