学会発表で当社製電場測定器の貢献を評価して頂きました

地球電磁気・地球惑星圏学会の発表を聞きに熊本に来ております。

九州大学のA先生の発表で、当社の電場観測装置ELOG1K(2CH 1024Hz)が九州全域のMT観測に貢献していると言及して頂きました。

MT観測とは地表の電場と磁場を観測して、その比を取ることで地下の電気的構造(電気抵抗)を探る技術です。

当社のELOG1Kは電場の観測に使って頂いております。

小型・軽量・低消費電力で野外観測の簡便化・機動化に役立っていると思います。

 

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この図は、発表で使われたものを九州大学のA先生に提供して頂きました。

青い旗がELOG1Kで観測をした地点だと思われます。

自分が設計・製作した測定器が観測で役立っているのは、とてもうれしいです。

 

昨日の講演の内容を私なりに理解しますと、こんな感じです。

MT観測によって地下の電気的構造(電気の流れやすさ・流れにくさ)が分かる。比抵抗構造と言います。

電気の流れやすい場所(低比抵抗と言います)が分かる。

電気の流れやすい場所は、柔らかい場所である。

柔らかい場所(=低比抵抗)の周辺に被害を起こすような大きめの地震震源が分布する。

低比抵抗の周辺で起こる地震の推移(増加など)に注目すれば、被害を起こす大きな地震の発生を警告出来るかもしれない。

そのためには、事前にMT観測で地下の構造(低比抵抗の場所)を調べておく必要がある。